春の宮城王者・東陵が姿を消した。エース八鍬晃貴投手(3年)の球が上ずり、計8回1/3を投げ13安打。要所を締めたが3失点と粘りきれなかった。

 打っては自慢の強力打線が4安打と抑え込まれ、1得点するのがやっとだった。4番打者の菅原幸治主将(3年)は「打線をつなげずにストップをかけてしまった。気持ちが前のめりになりすぎた。厳しいことをいったけど最後までついてきてくれてありがとうとみんなに言った。楽しかったです」と目を赤くしながら振り返った。