星槎国際湘南(神奈川)のプロ注目右腕の「ひとみん」こと本田仁海投手(3年)が、大学生相手に9回4失点と粘投した。

 初回、昨夏の甲子園経験選手も並ぶ打線に4安打を集められて3失点。しかしその後は「今日はショートモーションが良かった」とクイック投球に切り替え、2回以降は3安打1失点で完投した。試合は0-4で敗れた。

 桐蔭横浜大の「2番中堅」で出場した山ノ井隆雅外野手(1年=作新学院)は「(本田の)球に勢いがあった。コントロールが良く、きれいなストレート。想像以上にきていた」と話した。

 神奈川大会開幕を8日に控える。本田は「ワクワク感が強い。全試合投げきるつもりでいる。チームのために結果を残したい」と力強く話した。