リハビリを重ねてきた西武黒木優太投手(31)が、手術後初めてライブBP(実戦形式の投球練習)に登板したことが1日、明らかになった。

5月下旬、腰の手術からの1軍復帰を目指す外崎修汰内野手(33)を相手に登板し、直球の最速は146キロをマークした。

黒木はオリックス、日本ハムを経て、25年から育成契約で西武へ。支配下登録され、入団2年目の昨季は29試合にリリーフ登板し、1勝1敗3ホールド、防御率3・38。タフネスにブルペンを支え続けた。

疲労も蓄積し、オフは投球を控えていたが、2月20日に都内で右肩関節鏡視下クリーニング術を受け、実戦復帰まで約3カ月との診断が出されていた。

リカバリ具合を見ながら、順調ならば2軍または3軍での実戦登板に移行していく見込みだ。

また3月9日に右肘手術を受けた山田陽翔投手(22)は「実戦復帰まで4カ月」の診断を受けていたものの、想定を上回るスピードで推移。5月6日にブルペン投球を再開し、現在はリカバリ具合をみながら徐々に強度を上げている。順調ならば6月中旬にはライブBP登板の段階へ進める可能性がありそうだ。

西武は現在、トレイ・ウィンゲンター投手(32)も右肩痛からの回復段階にあり、昨季のブルペン陣を支えた投手たちの多くが不在の状況で、パ首位をキープしている。西口文也監督(53)はかねて「本当に良くなってから。無理はさせない」とリハビリ組について言及していたが、黒木らの1軍復帰への道筋は徐々に鮮明になってきた。【金子真仁】