センバツ高校野球大会の出場校選考で重要な資料となる秋季九州大会の出場校が、10月に熊本県で開催される大会から2校減って16校になることが25日、関係者の話で分かった。

 これまでは開催県から4校出場できたが、沖縄を含む8県全て2校ずつに統一される。

 一部が3連戦を強いられる日程上の不公平さや、選手の疲労蓄積による健康面への考慮から変更が決まった。

 九州地区の選抜大会出場枠は4で、準決勝に進めば選出が有力となる。

 従来は各県の秋季大会で決勝に進んだ2校に加え、開催県はベスト4に残った2校も九州大会の出場権を得ていた。組み合わせは開催県3、4位校と、抽選で決まった他県2位校が1回戦で対戦する形式だった。

 春季九州大会の出場校は18校で変わらない。