乙訓(おとくに、京都)が、春夏通じて初めての甲子園出場を決めた。

 創部54年で夢の舞台をつかみ、市川靖久監督(35)は「引き締まる思いが強い。まだまだ課題の多いチーム。大会までの約2カ月あるので、万全の状態で臨みたい」と意気込んだ。自身は鳥羽高時代に春夏連続出場を経験。「甲子園で(春夏通じて)6試合やらせてもらったので、生徒たちにも伝えていきたい」。

 エース左腕の富山太樹投手(2年)は「秋から成長した姿を見せられるように持ち味を出していきたい」と気合を込めた。