二松学舎大付が完封負けを喫し、8強を逃した。

 東東京大会のチーム打率4割4厘の強打を誇ったが、浦和学院・渡辺から5安打しか打てず、10三振を喫した。

 通算40本塁打の平間陸斗主将(3年)は2安打と気を吐いたが「決め事を徹底できなかった」と悔やんだ。「(渡辺は)今まで対戦した中で、圧倒的に1位(の投手)。外を狙って、内角と低めの変化は捨てる約束だったが、低めのスライダーに手が出てしまった。みんな精神状況がおかしくなってしまったというか、やろうと決めたことが全然守れなかった」と目を赤くした。