進路はプロ。今夏の甲子園で準優勝した金足農(秋田)の最速152キロ右腕、吉田輝星投手(3年)がプロ志望届を提出することが4日、関係者への取材で分かった。

今夏の秋田大会開幕前は八戸学院大(北東北、青森)への進学が既定路線だったが、福井国体後にプロ入りへの意思を固め、同大へ進学を辞退した。週明けに進路表明会見が行われる。

◆吉田輝星(よしだ・こうせい)2001年(平13)1月12日、秋田県生まれ。

天王小3年で野球を始め、天王中では軟式野球部に所属。金足農では1年夏からベンチ入り。今夏は秋田大会から甲子園準決勝まで10試合連続完投勝ち。決勝では大阪桐蔭に敗れ準優勝。大会通算62奪三振は歴代6位。U18アジア選手権銅メダル。176センチ、81キロ。右投げ右打ち。家族は両親と弟。