岡山県高野連は4日、理事会を行い、今夏の県独自大会開催を決定した。

7月18日から8月10日の日程で土日祝を中心に、トーナメント方式で実施する。ベンチ入りの上限を25人に拡大し、試合ごとの入れ替えを可能とする。今春の春季大会が中止となったことを受け、昨秋の県大会の成績を加味し、同大会の8強を2回戦から参加のシード校とした。試合は9イニング制とし、10回からタイブレーク制を採用。決勝戦でも10回からタイブレークを適用する。

原則無観客だが、控え部員によるスタンド応援は認める。現段階では保護者の観戦は承認していないが、同連盟の多田一也会長は「最終的には入れてあげたい」と前向きな姿勢を示した。大会開幕2週間前の県内の新型コロナウイルス感染状況を見ながら検討する。 開会式は行わないが、今春のセンバツに出場予定だった、倉敷商の主将が選手宣誓を行うセレモニーを予定している。倉敷マスカットスタジアムでの大会初日の試合前に執り行う予定。

抽選会は6月27日。各校監督か部長の代表者1人が参加する形で行われる。