3回戦にもつれ込んだ最終節3回戦は、立命大が同大に大勝して2勝1敗で勝ち点を獲得し、今季リーグ戦の全日程を終えた。
大量17安打となった打線で、今秋ドラフト候補の西野啓也捕手(4年=高知)が3打数2安打の活躍。打率3割4分8厘(46打数16安打)となり、逆転で初の首位打者獲得となった。「まあ、ビッグマウスなんで達成できてよかったかなと思います」。西野は前日28日の同戦で4打数4安打と固め打ちし、試合前2割5分6厘だった打率は3割2分6厘に。この試合次第で首位打者となる可能性が残っており、暫定1位が3割3分3厘だった。
第1打席は四球、第2打席は空振り三振で少し打率を落として迎えた第3打席。初球を振り抜き左前へ運び、これで3割3分3厘と同率首位に並んだ。ここでベンチに下がることももちろん考えられた。「監督からもどうするみたいな話をいただいて。数秒うーんって考えたんですけど、自分で行きますって言って。監督とか他の選手たちもびっくりしたんですけど、これは行くしかないなって。単独で絶対取るっていう強い気持ちを持って4打席目立ちました」。
打率を落とすリスクも背負った第4打席。ファウル2球で追い込まれるも、ボールを3球見極めてフルカウントに。6球目をしっかり振り抜くと左前打となり、西野は一塁に到達した瞬間大きく手をたたいた。「サードギリギリぐらいだったんで、打球を見て抜けた瞬間によっしゃっていううれしい気持ちがあふれてきました」。ベンチに戻ると仲間からも祝福を受け笑顔をみせた。
また、捕手として3季連続のベストナインも獲得。「序盤はやっぱり自分自身もうまくいかなくて、チームもうまくいかなくてっていう始まりだったんで。本当に気持ち的にもしんどい部分あったんですけど。優勝がなくなってから(3位)、個人の成績に目を向けようっていう気持ちも半分ぐらいあった。そこから毎試合ごとに打席確認して、練習でもしっかりスイングする量を増やして。そこにフォーカスした結果が終盤の連続ヒットだったり、固め打ちにつながった」。秋は引き続き個人成績にもこだわりながら、チームでも最高の結果を目指す。



