夏の甲子園出場6回の郡山が、天理に力負けした。

2回に打者9人の猛攻で5点を失うと、4回と7回には本塁打を浴びた。

10点をリードされた7回に3連打で1点を返し、意地は見せた。

昨夏は準々決勝で高田商に2-3の惜敗。20年は新型コロナウイルス感染拡大で中止、19年は同じ天理に3回戦で1-7で敗れている。

00年を最後に夏の夢舞台からは遠ざかっているが、吉岡成郎監督は「少しの差がなかなか大きい。天理、智弁に肩を並べるという目標でやってきた。3年生は人数が多い(24人)ので、全員がベンチには入れない。競争をしながらここまで来た。よく頑張ったと思います」と涙する選手を眺めていた。