37年ぶり2度目出場の国学院栃木（栃木）は、開幕戦で日大三島（静岡）と対戦することが決まった。
主将の平井悠馬内野手（3年）は、抽選会が始まってから、組み合わせのボードの初日の枠だけを見つめ「そこを引けたらと思っていました」と集中。願いを込めていた。「ヨシっと思いました。甲子園出場を決めてから、初日を引いてこいと柄目監督に言われていた。狙い通りでした」と、笑顔を見せた。
平井主将の強運に柄目直人監督（39）も「最高のクジを引いてくれました。本当、スゴイよ」とたたえた。開幕日はチームにとってゲンがいい。00年、18年、いずれもセンバツ出場時は初日を戦った。00年は、開幕戦で育英に勝利し、勢いにのり準決勝進出を果たした。柄目監督は「国学院栃木は、伝統的に初日で勝ってきていますから。早く試合をしたい。最高の準備ができます」と自信を見せた。
