第104回全国高校野球選手権に出場する北北海道代表・旭川大高の4番、鶴羽礼一塁手(3年)が6日、オンライン取材に対応した。開幕戦の日大三島対国学院栃木を見て「エラー絡みで失点してから流れが変わった。1つのミスが勝敗に関わる。丁寧にやりたい」と気を引き締めた。

得意科目は数学。冬場は毎日室内で動画を撮り「バットの角度をどう変えればミートする幅が広がり、打てる確率が上がるか考えてきた」。硬式野球は甲子園でひと段落させ、勉強での進学を考えていたが、5日に中学時代の同級生が音楽で東京芸大に進学するという連絡を受け気持ちが揺らいだ。「高いレベルで何かを続ける必要があるのかな」。聖地で自身の力を試してから、将来を考える。