専大松戸が2本の本塁打を含む18安打15得点と打撃で圧倒。2年ぶりの決勝進出を決め、春夏連続出場に王手をかけた。

エースの不調は、打撃陣でカバーする。最速151キロ右腕、平野大地投手(3年)が先発したが、2回1/3を投げ3安打2四死球で4失点。しかし、選手たちに焦りはなかった。センバツ後、「打てなければ全国では勝てない」と打撃に力を入れてきた。投打のバランス。これが夏の専大松戸だ。

2点ビハインドで迎えた5回、無死一、二塁から中山凱内野手(2年)が、バスターの構えから強振し、左中間を破る適時二塁打で同点に追いつくと、打線は一気に活気づいた。犠打と四球を挟み、1死二、三塁から広川陽大内野手(3年)の適時右前打で2点勝ち越しに成功。さらに3連打と清水友惺外野手(2年)の右越え3ラン本塁打でこの回一挙9点。6回には宮尾日向内野手(3年)の3ラン本塁打も飛び出した。 中山は初回に先制の中犠飛、同点に追い付かれ迎えた3回には1死三塁から勝ち越しの左前打。5回、2度目の打席でも左前打を打つなど、この試合4安打4打点のマルチヒットの活躍を見せた。

持丸修一監督(75)は「こんなに打撃戦になるとは思いませんでした。中山にかけていましたよね。頼りになる3番です」と、その活躍に拍手を送った。春夏連続出場へ、あと1つ。「是非、もう1度あの甲子園で生徒と一緒に戦いたいです」と笑顔を見せた。

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