U18杯W杯(5日開幕、沖縄)に出場する高校日本代表は2日、沖縄県高校選抜との壮行試合に臨む。

1日、小倉全由監督(68)は那覇市内での練習後、末吉良丞投手(2年=沖縄尚学)を先発に指名。「今日、(ブルペンで)末吉君が投げているところを見せてもらって、やはりいいボールがくる。本人も投げたいといっているので、明日は先発をやってもらおうと思っています」と、話した。

沖縄県高校選抜の監督を務める沖縄尚学の比嘉公也監督(44)は「明日(2日)の先発は新垣有絃(ゆいと)です。沖縄県民の注目が高いなか、見る人がワクワクするような試合展開にしたい」とコメント。今夏、甲子園で全国制覇を果たした沖縄尚学のダブルエースの対決が実現する。

比嘉監督は「末吉は沖縄県選抜に。新垣は日本代表に真っ向勝負を挑んで欲しい」と、期待した。

地元での登板に、末吉も力が入る。「夏の沖縄県大会以来のセルラー(スタジアム)。持ち味である速い真っすぐとキレのある変化球を使いながら、空振りをとるピッチングをしてチームを勝たせるピッチングを最優先にしていこうと思います」。相手チームには、先発の新垣有をはじめ、沖縄尚学のVメンバーが6人も顔を並べる。「ずっと一緒に練習をしてきた仲間なので、投げにくさよりは、気持ちよく投げられると思います。(新垣有は)友達でありながら、いいライバル。しっかり投げ負けない気持ちをもって試合に挑みます」と、一歩も引くつもりはない。

「沖縄尚学の先輩方(3年生)に今までやってきた集大成を見せつけることができたらと思います」と、力を込めた。

内野約15000席と外野芝生席のチケットはすでに完売。これまでのセルラーの観客数の最多は14年11月20日の日米野球の17941人。新記録も期待される。注目の対戦に小倉監督は「ありがたいですね。沖縄尚学さんが(甲子園で)優勝してくれて、今年ワールドカップが沖縄で開催。選手たちにも刺激になるだろうし、しっかりとした野球を見てもらいたい。いい野球になると思います」と、好ゲームを誓った。