21年ぶり公立高校同士による決勝となった広島大会は、福山が広島商を破り、1975年の創部以来、初優勝を成し遂げた。
4回まで無安打に抑えられていた福山だったが、2点を追う5回に1点を返すと、6回に一気に逆転した。継投策に出た広島商の2番手片岡虎士投手(3年)から西山結翔外野手(3年)と岩本大輝投手(2年)の連打などで無死二、三塁とし、松井湧心捕手(3年)が中堅へ逆転の2点打。クリーンアップの3連打で試合をひっくり返した
来山凌也投手(3年)と岩本大輝投手(2年)の継投で、古豪・広島商打線を2得点に抑えた。先発した来山は5回まで4度先頭の出塁を許すなど、毎回走者を背負った。それでも両サイドを丁寧に突く投球を徹底。2回、3回の失点はいずれも内野ゴロによるもので、最後まで適時打を許さなかった。
6回から登板した岩本は、3者凡退の投球を続け、広島商の反撃ムードを断った。ノーシードから駆け上がり、最後は古豪を下して、広島の頂点に立った。

