神村学園(鹿児島)が東筑(福岡)との九州勢対決を制し2年ぶりの白星を挙げた。鹿児島県勢は福岡県勢に甲子園で過去3戦全敗しており、初勝利となった。小田大介監督(43)は「この夏の初戦で当たるのは1つの醍醐(だいご)味だと思って、ありがたく感じながら試合を行わせていただきました」とかみしめた。
1点を追う3回、1死からクリーンアップの3連打で追いつくと2つの暴投で3-1と勝ち越し。「期待をしている3人だったので、今日は下位打線も頑張ってくれたのかと思います」とうなずいた。5回には1死一、三塁から内野ゴロで1点を加えた。6回には2番田中翔大外野手(3年)が右翼席へ大会第3号となるソロ本塁打を放ち5点目を奪った。これには「あれは、多分たまたまかと思います」と笑みを浮かべた。
先発の松永遙斗(2年)は1回に先頭打者本塁打を浴びたが5回途中まで1失点に抑えた。今春センバツで横浜を完封したエース龍頭汰樹投手(3年)は5回1死一、二塁で登板。三振と右飛でピンチを切り抜けると6回以降も無失点に抑え逃げ切った。4回2/3を2安打無失点の好投。指揮官は「もう流石だなという、一言に尽きる」と称賛した。
投打がかみ合い逆転勝利で2回戦進出。「これが被災された鹿児島県や熊本県の方に元気、勇気をお届けできたのであれば良かったと思います」とおもいやった。
次戦は聖隷クリストファー(静岡)-佐野日大(栃木)の勝者と対戦する。

