16日に3回戦の4試合が行われベスト8が出そろった。内訳は東北2、関東2、東海1、近畿2、九州1。8校全て私立で初出場は有明のみとなった。

第1試合に登場する三重は、準優勝を果たした2014年以来、12年ぶりに準々決勝に進出した。3回戦では履正社(大阪)に5-2で勝利し、勢いに乗る。センバツでは大阪桐蔭に2回戦で敗れたが、その悔しさを胸に夏を戦ってきた。対する天理(奈良)は4強入りした2017年以来、9年ぶりの準々決勝進出。9年前は準決勝に進んだが、現広島の中村奨成外野手を擁する広陵に敗れ、決勝進出とはならなかった。春1度、夏2度の優勝を誇る名門が1990年以来の優勝を目指す。

第2試合は、2021年優勝の智弁和歌山と2022年優勝の仙台育英(宮城)が顔を合わせる。智弁和歌山は現中日の中西聖輝投手を擁して優勝して以来、5年ぶりの8強入り。3回戦で延長11回タイブレークの末、敦賀気比(福井)を下し、勝ち上がってきた。一方の仙台育英は昨夏、敗れた3回戦を突破し、勢いに乗る。拓大紅陵(千葉)戦では下級生7人がスタメンに名を連ね、若い力がチームを支えてきた。優勝校同士の名門対決に注目が集まる。

第3試合は準々決勝唯一のセンバツ出場校同士の対決となった。3年ぶり8強の花巻東(岩手)と2年連続8強入りの横浜(神奈川)が対戦する。花巻東は3回戦でセンバツ8強の英明(香川)を4-0で破り、勝ち上がってきた。対する横浜は最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)に注目が集まるが、打線が好調。初戦から3試合連続2桁安打を記録するなど、順調な仕上がりを見せている。センバツはともに1回戦で敗れたが、その悔しさを晴らせるか。

第4試合は快進撃を見せる初出場・有明(熊本)と、12年ぶり8強進出を決めた健大高崎(群馬)が対戦する。有明は1番に入る永田晴輝内野手(3年)がここまで全試合で盗塁を記録。チームとしても熊本大会5試合で15盗塁を記録した機動力を生かし、快進撃を見せてきた。対するのは2014年に「機動破壊」と呼ばれた攻撃で8強入りした健大高崎。2024年にセンバツ優勝を成し遂げるも、夏はいまだ準決勝に進出したことがない。同校初の4強入りへ、有明の快進撃を止められるか注目される。

ベスト8に進出した学校のうち、夏の甲子園で優勝経験があるのは4校。天理、智弁和歌山、仙台育英、横浜が頂点を知る。春夏連続で甲子園の土を踏み8強に進出したのは、三重、花巻東、横浜の3校。いよいよ佳境を迎えた夏の甲子園。準々決勝4試合は18日に行われる。

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