今春センバツ準優勝右腕・安楽の剛腕は健在だ!

 愛媛大会2回戦・帝京五戦(松山)で済美の2年生エース・安楽智大が先発し、9回14奪三振1失点で完投勝ちした。6月に調子を落としていた右腕は、周囲の不安を吹き飛ばす自己最速の153キロをマーク。雪辱の夏へ向け、好スタートを切った。試合は7-1で快勝した。<安楽の登板過多騒動>

 ◆ダルビッシュ(レンジャーズ)

 連投で投球数が多くなりがちな高校野球の話題に触れ、4月1日に自身のツイッターで「出場選手登録を25人にして、学年別に球数制限がいいかと」と持論を展開。

 ◆米野球専門誌ベースボール・アメリカ電子版

 同月3日(日本時間同4日)に「16歳投手では世界トップ級の1人」とメジャー予備軍にリストアップ。772球には「酷使。メジャーの投手なら5~6週間分に相当する球数」と将来的な影響を危惧した。

 ◆休養日

 全国高校野球選手権大会の運営委員会が同月25日、2試合ずつ2日間に分けて実施していた準々決勝を13年大会から1日で4試合を行い、翌日を休養日とすることを決定。休養日を設けるのは大会史上初。主催者は「夏の暑い中では疲労が蓄積する。公平な条件で準決勝、決勝を戦わせたいというのはこれまでもあった」と説明。済美の上甲監督は今回の決定を「ピッチャーにとってはその方がいい。体調面で楽になると思う」と歓迎した。