ヤンキース田中将大投手(28)が今季13度目の登板となるエンゼルス戦で、勝敗は付かなかったが自身の連敗は5で止めた。

 初回は先頭を凡退後、2番カルフーンに初球の速球を本塁打され、3番プホルスにストレートの四球を出すなど不安な立ち上がりだった。だが2回以降は尻上がりに調子を上げ、6回の2死二、三塁のピンチも初球で5番バルブエナを三ゴロに打ち取った。6回2/3、89球を投げ、4安打、2四球、8三振で3失点(自責1)だった。

 チームは、人気爆発中の新人アーロン・ジャッジ外野手が8回に勝ち越し22号2ランを放ち、6連勝した。

「これだけチームがいい調子の中でやっぱり乗り遅れてしまってるので、何とかしたいという気持ちはもちろんありました。自分に勝ちがつくのが一番すごくいい形だとは思うけど、でもチームが勝ったのが自分の中では大きな進歩だと思うし、すごくよかったですね、チームが勝って」と話した。