アストロズは2連勝後の3連敗で12年ぶりのワールドシリーズ出場に1敗もできなくなった。強力打線がヤンキース田中将大投手にわずか3安打に封じられ、ヒンチ監督は「第1戦同様に素晴らしかったが、配球を変えてきた。少しスプリットが多めで、珍しく直球での勝負もあった」と脱帽した。

 第1戦で田中に投げ勝ったカイケルは5回途中4失点で、監督は「序盤にいいボールをうまく打たれてしまった。相手打線が良かった」と言う。本拠地に戻る第6戦以降へ、無安打だった捕手のマキャンは「とにかくあと2つ勝つしかない」と危機感をにじませた。