カブスが1点差勝利で一矢報い、2連覇が懸かるワールドシリーズ進出に望みをつないだ。

 打線はプレーオフ20打数無安打だったバエスが2本塁打。故郷プエルトリコがハリケーン被害に遭い「本当につらい」と言う中、意地を見せ「今まで打とうと頑張り過ぎていた。頑張り過ぎないように言い聞かせ、結果が出た」と振り返った。

 8回の守りでは空振り三振とされた判定が審判団の協議でファウルに。抗議して退場処分を受けたマドン監督は勝利への執念を見せた。

 バエスは「チーム全体がまだ本調子ではないが、調子さえ取り戻せればまた1番になれる」と力を込めた。