米大リーグの最優秀選手(MVP)が16日に発表され、ア・リーグはワールドシリーズを初めて制したアストロズのアルテューベ内野手、ナ・リーグはマーリンズのスタントン外野手が選ばれた。ともに初受賞。

 27歳で168センチのアルテューベは打率3割4分6厘で2年連続3度目の首位打者を獲得。24本塁打、81打点で32盗塁はリーグ3位だった。

 28歳で198センチのスタントンは59本塁打で2度目の本塁打王となり、132打点と合わせて2冠を獲得。打率は2割8分1厘だった。

 アで最優秀新人に輝いたジャッジ外野手(ヤンキース)は大きく引き離されての2位で、2001年のイチロー外野手(当時マリナーズ)以来のダブル受賞はならなかった。3位はラミレス内野手(インディアンス)。ナは僅差で2位のボット内野手(レッズ)が続き、3位はゴールドシュミット内野手(ダイヤモンドバックス)だった。

 同賞はプレーオフ前に実施される全米野球記者協会の投票で決まる。