マリナーズは27日、同球団からフリーエージェント(FA)になっていた岩隈久志投手(36)とマイナー契約を結んだと発表した。来春のキャンプには招待選手として参加する。

 同投手は写真共有アプリ「インスタグラム」に「投げられるまではマイナー契約ですが、必ず良くなってチームの勝利に貢献したいと思っています」と抱負を記した。

 岩隈はプロ野球楽天から2012年にマリナーズへ移籍。6年目の今季は右肩炎症のため、6試合で0勝2敗、防御率4・35で初めて未勝利に終わり、9月下旬に肩を手術。球団は来季契約の選択権を行使しなかった。

 メジャー通算成績は63勝39敗2セーブ、防御率3・42。昨季は自己最多の16勝(12敗)を挙げた。

 イチロー外野手をはじめ、多くの日本選手が活躍してきたマリナーズはプロ野球日本ハムからポスティングシステムでメジャーに挑戦する大谷翔平選手の獲得へ名乗りを上げ、熱意を示している。