マリナーズは7日、マーリンズで今季3度目の盗塁王に輝いたゴードン内野手と、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す大谷翔平投手を獲得した場合に使える契約金の枠をトレードで獲得したと発表した。代わりにマイナーの3選手が移る。

 米メディアによると、マリナーズは100万ドルを手に入れたことで25歳未満のドラフト対象外の外国人選手に使える契約金の限度額が約355万7000ドル(約4億800万円)となり、353万5000ドル(約4億700万円)のレンジャーズを抜いてトップになったという。前日にはマリナーズ、エンゼルスが枠を100万ドル増やすなど、大谷と直接交渉を持ったとされる各球団の動きが目立っている。

 ヤンキース元主将のジーター氏が最高経営責任者(CEO)に就任したマーリンズは総年俸の削減を進めており、外野に回るとみられるゴードンは複数年の大型契約が残っているためトレード要員だった。