エンゼルス大谷翔平投手(23)が20日(日本時間21日)、米アリゾナ州テンピで行われている春季キャンプで、初めてメジャー投手の打席に立った。

 「ライブBP」というメニューで、投手は実際のマウンドから投げ、打者はスイングをしたり、目慣らしのためにボールを見逃したりする練習。大谷は、昨季6試合に登板したリチャードと、まだメジャー経験のない21歳のバリアー(ともに右投手)の登板時に打席に立ったが、全10球すべてを見逃した。「自分の状態もわからないことが多いので、今日はとりあえず立って見るという感じでしたけど、もっと実戦を踏まえながら状態を上げられればいいなと思います」と振り返っていた。