パドレス牧田がカブス戦で完璧な投球を披露した。

 6回から登板し、いきなり90キロ前後のスローカーブでスタンドをどよめかせた。「(ざわめきが)鳴りやまないと逆に投げづらい」としながら2者連続三振。最後は低めのスライダーで遊ゴロに打ち取り、12球で片づけた。「(低めは)あまり振ってこない。でも高めは振ってくる。だから低めを意識させると高めが生きる」と、計算通りの投球だった。