22日にメッツと1年契約を結んだホセ・バティスタ外野手(37)について、サンディ・アルダーソンGMが獲得理由などを語った。MLB公式サイトが伝えている。

 メッツではヨエニス・セスペデス外野手と、トッド・フレージャー内野手という右打者2人が故障者リスト(DL)入り。アルダーソンGMは「セスペデスが離脱し、この2週間、外野手の層が薄くなっていた。外野手勢を休ませ、左腕の投手に対応できる力のある右打者の選手が獲得できないか探っていた。そこにホセ・バティスタが浮上した」と語った。

 メジャー15年で6球団を渡り歩いたバティスタは、オールスターに6度選出され、通算打率2割4分9厘、333本塁打をマーク。シルバースラッガー賞には3度選出され、2010年以来、毎年20本塁打以上を放っている3選手のうちのひとりだ。今季はブレーブスに途中加入し、12試合で打率1割4分3厘、2本塁打、5打点。20日に契約解除されていた。

 アルダーソンGMはセスペデスが不在の間、バティスタが助けになってくれるだろうとしつつも「彼は我々にとってそれ以上の価値を示してくれると思っている。そう感じていなければ、彼はここに来なかっただろう」とも述べている。