アストロズは22日、3度目の薬物規定違反で100試合の出場停止処分を受けている同球団傘下2Aのジョン・シングルトン内野手(26)との契約解除を発表した。
2014年にアストロズでメジャーデビューを果たしたシングルトンは、2年間で114試合に出場し、通算打率1割7分1厘、14本塁打をマーク。昨季は2Aでプレーし、打率2割5厘、18本塁打、62打点の成績だった。
同選手は14年、デビュー数カ月前の春季キャンプでAP通信の取材に応じており、自身のマリフアナやアルコール依存症について告白。当時、「薬物依存症であることは、自分でもはっきりと分かっている」と話していた。12年にマリフアナ使用で2度処分を受けていた。
それでもアストロズは、14年に5年1000万ドル(約11億円)でシングルトンと契約した。
なお、アストロズのジェフ・ルノーGMは、この件についてのコメントを拒否している。