ドジャース前田健太投手が7回途中2安打無失点の好投で4勝目(3敗)を挙げた。

 1回は2死から四球を出したが4番パーラを一ゴロに仕留めて無失点。スライダー、カーブ、チェンジアップがさえ、4回には2番ダール、3番アレナド、4番パーラと3者連続三振の圧巻の投球。2点の援護をもらった後の5回先頭の5番ストーリーもスライダーで4者連続で三振を奪った。その直後、6番デスモンドに初安打を浴びたが、7番アイアネッタを外角低めへの速球で見逃し三振に打ち取るなどスキを見せなかった。

 6回に四球と安打で1死一、三塁とこの試合唯一のピンチを招いたが、3番アレナド、4番パーラを連続3球三振に仕留めて無失点にしのぐと、7回も5番ストーリー、6番デスモンドを連続で3球三振に打ち取った。しかし、7番アイアネッタに粘られて四球を出し、投球数が111球となったところで大拍手に送られて降板した。

 投球内容は6回2/3を投げ2安打無失点4四球。今季最多の12三振で2桁三振は今季4度目。防御率は3・38。前回17日マーリンズ戦の8回2安打無失点に続く好投でチームを勝利に導いた。