エンゼルス大谷翔平投手(23)が、「5番DH」で出場し、3打数2安打と結果を残した。3回の第2打席で左中間への二塁打を放つと、9回には中前へ抜けるゴロで、一気に二塁を陥れた。

 この日の試合を振り返り「各打席、良い打席が多かったかなと思うので、全体の流れとしても良い役割ができたかなと思います」と、満足そうに話した。

 2試合連続の安打で打撃好調をキープし、チームの2連勝に貢献したが、走塁ではミスもあった。8回無死一、二塁の場面。二塁走者で、7番バルブエナの放った右翼へのライナー性の打球で判断を迷い、スタートが遅れた。ワンバウンドで捕球した右翼手から三塁へ素早く返球され、間一髪のタイミングでアウトとなった。「打球が速いことでの判断の時間も短いですし、ライナーなのか、ハーフバウンドなのか、とれるかとれないかというところの判断も、1個難しくなるなとは思うので、そこもしっかり反省しながらクリアしていければと思います」と、気を引き締めた。