米大リーグ機構(MLB)は24日、2015年から本塁打率が上昇している要因は打球の空気抵抗の減少であると発表した。科学者で構成された委員会での研究結果によるもので、球の性質や天候、選手の動きの変化などを調べ、球の大きさや重さなどに違いはなかったと結論付けられた。

 なぜ空気抵抗が減ったかは特定できていないものの、ボールの芯の部分がより中心部に位置するようになったからとの説が報告された。MLBは今後も球場の温度や湿度、球の製造工程を把握しつつ委員会の助言を受けるとしている。