エンゼルス大谷翔平投手(23)が今日25日(日本時間26日午前8時5分)、敵地ヤンキースタジアムでヤンキースの先発右腕ルイス・セベリーノ(24)と再戦する。前回の対決は本拠地エンゼルスタジアムでの4月27日の試合だった。大谷が内角高めの97マイル(約156キロ)の速球を右翼席へ運ぶ4号ソロ本塁打を放っており、セベリーノに「もう内角は投げない」と言わしめた。セベリーノは今季まだ2被弾しかしておらず、前回の対戦が強く印象に残っているのは間違いない。

 旧ヤンキースタジアムは「ベーブ・ルースが建てた家」と呼ばれた球場でもあり、日本のルースと呼ばれる大谷が初めて同地を踏むことに注目も集まっている。米経済誌フォーブスの電子版は「彼がヤンキースタジアムに登場するということは、ルースが建てた家のハイテク新バージョンとはいえ、ほぼ忘れ去られているベーブ・ルースの野球人生の片りんをよみがえらせることだろう」とつづっている。