米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーは14日、オーナー会議が開かれたニューヨークで記者会見に臨み、試合時間短縮のため今季から導入した、投手交代を伴わずに監督らがマウンドに行ける回数を制限した新ルールに「予想に反し、問題なく試合が行われている」と成果を強調した。

 大リーグ公式サイトによると、13日までの今季の平均試合時間(9回)は昨季の3時間5分11秒から2時間59分49秒に短縮された。1試合でマウンドに行った平均回数は3・92で、昨季の7・41から大幅に減少した。

 会議ではナショナルズのオーナー交代や、韓国プロ野球との合意事項などが承認された。