両太もも裏の張りに加え耳の感染症を患ったヤンキース田中将大投手(29)が15日(日本時間16日)、3日ぶりにグラウンドでキャッチボールを再開した。

 本拠地ヤンキースタジアムで、レイズ戦前にロスチャイルド投手コーチとトレーナーが見守る前で、ほぼ塁間と等しい距離で軽く、約10分間投げた。

 田中は8日の敵地でのメッツ戦で走塁した際に両太もも裏を痛めて故障者リスト入り。13日に耳の感染症であることが分かり、練習を欠席して早退。14日には球場に姿を現さず、自宅療養していた。

 2日ぶりに球場に姿を見せた田中は、フィールドにまだ誰も選手が出てきていない早い時間にキャッチボールを始め、終了後はリラックスした表情だった。同コーチは「感染症で2日間休んだことが、ももの回復の助けになったかもしれない。今日は大分状態が良さそうだった」とし、今後の見通しについては「できる限り早く復帰してもらいたいが、急がせるつもりはない」と話した。

 またキャッシュマンGMは田中の復帰について「1カ月はかかる」とし「田中の故障はあったが、我々には25人枠以外の選手層の厚さがある」と話した。この日のレイズ戦には、田中の穴を埋めるため2Aから昇格した右腕ジョナサン・ロアイシンガ(23)が先発した。(ニューヨーク=水次祥子)