ドジャース前田健太投手(30)が登板予定だったシカゴ・リグレーフィールドで行われるカブス戦が、悪天候の予報と停電のため順延となった。

 米中部時間の明日19日午後12時5分(日本時間20日午前2時5分)にダブルヘッダーが行われ、前田の登板は第1試合にスライドした。

 この日は激しい雷雨の予報が出ており、試合開始予定の現地午後7時前からフィールドにシートをかぶせ、雨雲が球場上空を通過するのを待った。待つ間に球場のライト側と内野席の2カ所以上で停電が起こるアクシデントも発生。結局、試合開始予定時間から3時間待ったが、中止が発表された。

 発表直前に、前田はいったんフィールドに出て、約5分間、軽いキャッチボールを行った。

 ロバーツ監督は「試合をやろうとしていたが、天候がどうなるか分からない状況だったことと、停電のために中止を決めた。明日までに停電は解消されているはずだ」と話した。