ヤンキース田中将大投手が6回途中6失点で降板。3敗目を喫し連勝も7でストップし、10勝目はまたもお預けとなった。

 3回までは無失点に切り抜けたが、頼みのスプリットが決まらず三振が奪えず苦しい投球が続いた。4回、先頭の3番アンドルスにこの試合2本目の安打を許し、続く4番ベルトレに外角スライダーをうまく流し打たれ、右翼席へ運ばれる先制2ランを浴びた。さらに1死から6番グズマンに初球のスプリットが抜けた甘い球を右翼へソロ本塁打。打たれた瞬間、田中は首をうなだれた。

 5回も立ち直れず、連続四球で無死一、二塁のピンチを招き、3番アンドルスに外角速球を右翼線へはじき返される適時2点二塁打。さらに6回先頭の6番グズマンに再びスプリットをバックスクリーン右へソロ本塁打され、1-6となったところでマウンドを降りた。

 投球内容は5回0/3、96球を投げ6安打6失点3本塁打2三振3四球で、防御率は4・08。

 ヤンキースは7-12で敗れた。