インディアンスは14日、右腕トレバー・バウアー投手を右足首の疲労骨折により、10日間の故障者リスト(DL)に入れた。MLB公式サイトが伝えている。

 同投手は11日のカブス戦でホセ・アブレイユ内野手のピッチャー返しを右足首に受けて負傷。レントゲン検査では構造的な問題は見つからなかったが、14日に行われたMRI検査の結果、小規模の疲労骨折が認められた。

 インディアンスは現在、ケガについての情報を集めている最中で、テリー・フランコーナ監督は「復帰時期についてまだ確定していない」とコメント。回復を早めるためにすべきことがあるかどうかバウアーが知りたがっていると述べ、「トレバーのことだから、腕の調子は維持してくれると思う。離脱した時と同じ状態で戻ってきてくれるだろう」と期待を込めた。

 バウアーは今季好調で、13日時点での被本塁打率は9イニングあたり0・43%でメジャーリーグ首位、投げた回数は166イニングの2位、奪三振数は214で3位、防御率は2・22の5位とするなど、サイ・ヤング賞候補とみなされていた。