タイガースは5日、昨季ドラフト会議で全体1位指名した右腕ケーシー・マイズ投手をマイナーリーグのキャンプに送った。同投手は短い間ではあったがメジャーの選手に交じってオープン戦に出場しており、ロン・ガーデンハイアー監督はその才能に感嘆の声を上げている。

昨年、オーバーン大で17試合に先発し、10勝6敗、防御率3・30を記録していたマイズは、4日のカージナルス戦に5番手として7回から登板。2回を投げ、1失点2四球2三振という内容だったが、7回にはその日本塁打を放っていたベテランのコルテン・ウォン内野手を含む先頭打者2人を三振に仕留め、今後に向け大いに期待の持てる投手であることを示した。

ガーデンハイアー監督は、「あの子は素晴らしいよ。昨日、マウンドに立つ彼を見たが、感心した」と、マイズの投球が印象に残ったとコメントした。

同監督はさらに「彼はよく頑張っている。成長著しく、うちの上層部にさらに高いレベルを要求するようになるだろうね。メジャーでやっていける才能があるよ」と、太鼓判を押した。