マリナーズは17日、東京ドームで巨人とのプレシーズンゲームに臨み、6-4で勝利した。この日「9番右翼」で出場し、3打数無安打に終わったイチロー外野手(45)について、マリナーズのスコット・サービス監督は「プレッシャーを一切感じていなかったと思う」とし、良い状態にあると述べた。

オープン戦での打率が8分と苦しんでいたイチローは、4万6315人のファンの前で安打を記録することができず。それでも1回に坂本勇人が右翼深くに放った打球をフェンスに体をぶつけながらランニングキャッチし、キャリアを通じて披露してきた守備面での本領を発揮した。

2回に初めて打席に立った際には、球場中のカメラのフラッシュが光るなど、大注目を浴びたイチローだが、サービス監督は「イチローはプレッシャーを一切感じていなかったと思う」とコメント。「オープン戦での出足は遅かったが、今日はタイミングが良くなっていた。ファウルになった打球はボールを捉えきれなかっただけで、彼のスイングは良かったと思う。外野では良い捕球をしていた。だから彼は明日もラインアップに入るよ」と述べた。

マリナーズは18日にも巨人と対戦。練習日を挟んで、20日にアスレチックスとの開幕戦を迎える。