イチローの第2打席は4回1死二、三塁。マリナーズがベッカムの2点適時打で勝ち越した直後、投手は坂本工から左腕の戸根に変わった。

初球、141キロ内角高めのボール。2球目、142キロ内角直球をファウル。3球目、131キロ内角高め直球が顔付近に抜けてのけぞる。4球目、140キロ外角直球を見逃してカウント2-2。5球目、135キロ内角低め直球を一塁方向へファウル。6球目、127キロの外角低めスライダーを見逃し、三振に倒れる。ここまで2打数無安打。