数々の金字塔を打ち立てた日本最高の安打製造機が、ユニホームを脱ぐ。日米通算4367安打(日本1278、米国3089)のマリナーズ・イチロー外野手(45)が21日、アスレチックスとの開幕第2戦(東京ドーム)後、引退を発表した。

◇ ◇ ◇

-貫けたモノは何か

野球のことを愛したことだと思います。これは変わることはなかったと思います。おかしなこと言ってます? 大丈夫?(笑い)

-野球が変わることはあった?

ないです。これはないです。ただ、子どもの頃からプロ野球選手になることが夢で、最初の1、2年は1軍を行ったり来たり。行ったり来たり? 1軍に行ったり、2軍に行ったり。これは楽しかったんですよ。94年、仰木監督に出会って、レギュラーで使ってもらったんですけど。ここまでですね、楽しかったのは。いきなり番付を上げられて。力以上の評価をされるのは苦しいんですよね。純粋に楽しいんですけど、やりがいがあること、楽しいかと言われると違うんですよね。将来は楽しい野球をやりたい。プロ野球選手になった後はまた違うことを夢見ている自分がいたんですよね。中途半端に野球をやっている人には味わえないモノ。草野球をやっている人、プロ野球でそれなりに苦しんだ人じゃないと分からない。これからはそんな野球をやってみたいです。おかしいこと言ってます?