エンゼルスのアルバート・プホルス内野手(39)が3回の第2打席で右前打を放ち、メジャー通算の安打数で元マリナーズのイチロー氏を抜き、歴代単独22位に躍り出た。1ボール2ストライクからの5球目、95・4マイル(153・5キロ)の直球をとらえ、3090本目の安打を右前へ運んだ。

01年のナ・リーグ新人王は通算634本塁打とパワーも非凡だが、ミート力も高く、打撃練習では常にライナー性の打球を心がける。同年にア・リーグ新人王を獲得した元マリナーズのイチロー氏とはタイプが異なるが、コツコツと安打を重ね、日本を代表するヒットメーカーの記録を抜いた。