【アナハイム(米カリフォルニア州)1日(日本時間2日)=斎藤庸裕】上位浮上の起爆剤となる。エンゼルス大谷翔平投手(24)が、いよいよ近づいてきたメジャー2年目へ強い意欲を示した。早ければ7日(同8日)、敵地デトロイトで行われるタイガース戦での打者復帰へ、仕上がりは順調。この日も実戦形式の打撃練習(ライブBP)で7打席に立ち、ここまで合計32打席。目安となる40打席も目前で、復帰へカウントダウンが始まった。

大谷の一問一答は以下の通り

-打撃の状態はどうか

大谷 状態はどんどん良くなっていると思います。

-復帰へ、実戦形式の練習での打席数は十分か

大谷 何打席立っても実戦で1本(安打が)出るまでは不安なものだと思っている。自分の感覚がしっかり取れていれば、打席数は問題ではないかなと思う。リハビリの過程で打席の数があればみんな安心すると思うので、そういう意味では大事かなと思います。

-左右の投手、変化球を含めて打席で見てきて、実戦に向けて自信は

大谷 見え方は悪くないと思う。ボールを捉えにいく点ではマシンとは違いますし、実戦と今やっているライブBPも違うと思うので、そこは実戦次第かなと思う。

-敵地での復帰となりそうだが

大谷 予定通り来ているかなと思います。この辺(で復帰)というのは元々決まっていたので。多少前後あると思いますけど、今からも多少の前後はあるかもしれないので。そこはスタッフの方次第かなと思う。

-実際の試合で、いろいろと対応しなければならないことが出てくる

大谷 去年もやりましたけど、オープン戦と公式戦は全く別ですし、シーズン入ってどれだけパフォーマンスを出せるかが大事。