エンゼルスは15日(日本時間16日)、リリーフとして期待されていたコディ・アレン投手(30)をメジャー40人枠から外し、事実上の戦力外としたことを発表した。

メジャー通算153セーブのアレンは昨年までインディアンスに所属。主に守護神として活躍した。シーズンオフにエンゼルスと1年850万ドル(約9億3500万円)で契約。ストッパーを期待され、シーズン当初は4戦連続でセーブを挙げるなど活躍したが、その後は不振が続いていた。ここまで0勝2敗、防御率6・26と結果が出ず、14日のレイズ戦でも2/3回を投げ、4安打1本塁打4失点と打ち込まれた。

アレンは「エンゼルスに非常に感謝している。短い期間だったけど、みんなが僕の成功を願ってくれていた。本当に有り難かった」と、球団や仲間に感謝の気持ちを示した。

アレンの戦力外通告について、オースマス監督は「素晴らしいチームメートであり、プロ選手だった。こういう知らせを聞くのは辛いこと。ビリー(エプラーGM)にとっても難しい決断だったと思うが、勝つことが目標。それがGMの仕事でもある」と話した。