エンゼルス大谷翔平投手（25）が、4打数3安打1盗塁でチームの勝利に貢献した。

第1打席で1死一塁から中前打を放つと、第2打席は三塁への内野安打で出塁。その後、今季9個目の盗塁となる二盗も決めた。第3打席では1死二塁から中前適時打で中押し点を挙げ、3番打者としての仕事を果たした。

打率は試合前の2割8分5厘から2割9分2厘に上昇した。1試合3安打以上は、6月28日のアスレチックス戦以来、1カ月ぶり。大谷は「タイムリーも良かった。1打席1打席、しっかり内容があったかなと思います」と振り返った。

またこの日は「東北・熊本復興支援ベースボールプロジェクト　in　L.A.」として、宮城県石巻市立蛇田中学校野球部と熊本北部リトルシニアの野球少年たちが球場を訪れ、右翼スタンドで試合を観戦。

大谷は「日本の子たちに限らず、こっち（米国）の子でもバッティング中に来たりするので。その度にお互い、いい刺激というか、僕は試合で頑張るのが一番ですけど、今日のように勝つゲームをまず見せられるように頑張りたいなと思ってますし、僕自身も勇気づけられることもあるんじゃないかなと思ってます」と話した。