エンゼルス大谷翔平投手が、出場11戦連続の安打でメジャー自己最長を更新した。レンジャーズとのダブルヘッダーの2試合目に「3番DH」で出場。2打席目から内野安打、中前打、右翼線への適時二塁打と3打席連続安打を放った。3安打は全てボール球をヒットゾーンへ。「いい感じでボールは見えているし、ある程度、ストライクゾーンじゃなくても打てるような雰囲気はある」と手応えを口にした一方、「もっと勝ちにつながるような打席を多くできれば」と気を引き締めた。

敵地でのレンジャーズ戦は7月1日に同僚のスカッグス投手が急逝して以降、初めて。大谷は「楽しみに来るっていうわけにはいかない。その分、勝っていい印象を残せればと思いますけど、なかなか勝てないなという感じ」としみじみ話した。3安打は放ったが、延長11回にチームはサヨナラ負け。「負けたので悔しいですし、なかなか(打線が)つながらなかった」。次戦こそ、自らのバットで勝利を届ける。(アーリントン=斎藤庸裕)