カブスのアンソニー・リゾ内野手が後背部の張りにより、27日のメッツ戦でもラインアップから外れた。同選手は同様の理由で25日のナショナルズ戦を欠場していた。

プレーオフ出場を目指すカブスは、フィリーズに1ゲーム差、メッツに2ゲーム差とした状況で、27日から正念場となるメッツとの3連戦がスタート。しかし、ジョー・マドン監督と編成本部長のテオ・エプスタイン氏によれば、リゾはこの3試合とも全休となる可能性があり、戻れるとしても29日のシリーズ3戦目となる見込みだという。

エプスタイン氏は「彼が心底不満に思っているのは承知している。欠場が数日のみで終わることを願っている」とコメント。リゾはこれまでも後背部に悩まされてきたが、今回はいつもとは違う場所であるとしている。エプスタイン氏は「それほど長期化するとは思っていないが、数日はかかりそうだ。だが今回のシリーズは重要なので彼を失うのは痛い」と話した。

これまで3度オールスターに選出されたリゾは、今季ここまで打率2割9分、25本塁打、82打点を記録。治療を受けて状態は回復しつつあるようだが、マドン監督はまだ問題があるとしている。(AP)