アストロズのジョージ・スプリンガー外野手(30)が、7回に今ポストシーズン3号となるソロを放った。これで17年ワールドシリーズから数えると同シリーズでの連続試合本塁打が「5」となり、殿堂入り打者のルー・ゲーリッグ、レジー・ジャクソンを上回りメジャー新記録を樹立した。

3点を追う7回、先頭のスプリンガーはナ軍3番手レイニーの99・2マイル(約159・6キロ)直球を完璧に捉え、左中間スタンドに運んだ。ドジャースと対戦した17年ワールドシリーズでは、第4戦から4試合連続本塁打を放つなど7試合計5発で球団初の世界一に貢献。同シリーズMVPも受賞した。第7戦ではダルビッシュ(現カブス)から2ランを放っている。

ヒンチ監督は、試合後の会見で「もっとワールドシリーズに出場しなければいけないってみんなと話したよ。彼が毎回ホームランを打ってくれるからね」と、スプリンガーの大舞台での強さをたたえた。