ナショナルズからフリーエージェント(FA)となっていたスティーブン・ストラスバーグ投手(31)が、7年2億4500万ドル(約269億5000万円)と投手史上最高額でナショナルズに残留、再契約を結んだことについて、デーブ・マルティネス監督が一足早いクリスマスの贈り物だと喜んだ。

ストラスバーグはサンディエゴ州立大学から2009年、ドラフト全体1位指名でナショナルズに入団。以来、同球団一筋で過ごし、メジャー10年間の通算成績は112勝58敗、防御率は3・17。今季は18勝6敗でナ・リーグ最多勝を獲得し、ワールドシリーズではMVPに輝き、チームを球団初のワールドシリーズ制覇に導いた。

マルティネス監督は「私にとっては早めのクリスマスプレゼントだ」と喜びのコメント。「彼が野球人生をスタートさせたチームでそれを終わらせることになると思うと、本人にも家族にとってもすごいことだろうね」と話した。

また、マイク・リゾGMも「彼は人間的にも選手としても素晴らしく、真の英雄。われわれは彼の人間性も、特徴も、職業倫理もよくわかっている」と再契約を歓迎した。(AP)