米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」が29日、各リーグそれぞれの地区から「今季、予想を超える成績を残しそうなチーム」を1つずつ選出。ア・リーグ西地区では、大谷翔平選手の所属するエンゼルスがピックアップされた。

ア・リーグ西地区では過去2年間、アストロズとアスレチックスがほかを圧倒する勢いを見せており、同サイトも2020年シーズンもそうなる可能性がかなり高いと予想。一方で、エンゼルスがこの2球団に加わる勢いを見せるだろうとし、大谷の画像とともに同チームに期待を寄せた。

同サイトはその理由として、エンゼルスではマイク・トラウト外野手、アンソニー・レンドン内野手という、昨季合計79本塁打を叩き出したふたりが攻撃陣をけん引していると評価。これに加えて、大谷、ジャスティン・アップトン外野手、トミー・ラステラ内野手、アンドレルトン・シモンズ内野手という「質の高いヒッター」が存在するとし、有望株ジョー・アデル外野手がメジャー昇格すれば、彼もその列に加わるだろうと述べた。

投手陣に関しては現状を保つ必要があるとし、アンドリュー・ヒーニー、ディラン・バンディ、フリオ・テヘランの奮闘に期待。大谷については「2018年シーズンに前評判以上の活躍を見せた」と述べ、「先発から外れることはないだろう」と復活を予想した。